禁煙のための薬、チャンピックス。一度目は病院で処方してもらえますし保険も効きます。ただし、それに失敗してしまうと二度目にチャンピックスを処方してもらう際保険が効かない場合が…!

禁煙問題のリーフレットではチャンピックス治療を奨励

近年、社内を全面禁煙にする職場も増えましたが、これに伴って健康診断でも社員に禁煙の問題を強く指導するところが多くなっています。社員の禁煙でコストの問題も軽減できるのです。健診の際に喫煙してきた年数や、普段の本数なども詳しく聞くようになってきています。喫煙者にはリーフレットが配られます。禁煙用のリーフレットでよく重視されるのが医療機関での治療です。長くタバコを吸ってきた人は、すでに身体がニコチン依存になってしまっていますので、自分の意志でタバコをやめようとしてもすでに無理で、病院で病気として治療を受けなければやめることができません。よって配布するリーフレットでもその点を指導することが多くなっています。リーフレットで強調されるのは、「病院ではタバコをやめられる確率がとても高い」ことです。禁煙外来でよく使われるのがチャンピックスという飲み薬です。チャンピックスはニコチンと同じように働きますが、それがタバコをやめられることにつながるのです。タバコを吸うと煙に含まれたニコチンが脳にまで達しますが、そこでニコチン受容体と結び付きます。そしてドーパミンという快楽物質が放出されますのでとても気分よくなり、それをきっかけにその後もニコチンを欲し続け、タバコをやめられなくなってしまう、ということになります。それに対してチャンピックスも、ニコチンと同じように脳のニコチン受容体に到達しドーパミンを出すのですが、ここでニコチンと違うところはそのドーパミンの量が少量ということで、それで離脱症状が少なくて済み、禁煙につながるというわけです。なので病院でチャンピックスで治療を受ければ確実に禁煙ができます。喫煙者に配られるリーフレットでは、このほか「薬を飲むだけなので簡単に禁煙できる」「タバコ代に比べると薬は安価で済む」といった利点も書かれています。タバコの問題は職場全体で考えるようになってきています。